マルベリー
Mulberry

- 名称
- マルベリー
- 学名
- Morus alba
- 科名
- クワ科
- 属名
- クワ属
- 原産地
- アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北米など
マルベリーの特徴
マルベリーはクワ科クワ属の果樹です。アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北米など広範囲にわたって栽培されています。マルベリーと言うと聞きなれないかもしれませんが、科名や属名にもある通り、和名は「桑(クワ)」です。古くから果実や養蚕用の葉として親しまれてきました。果実は甘酸っぱく栄養価も高くて人気がありドライフルーツ、薬膳茶など幅広く利用されます。生食でもおいしく食べられますが、しっかり黒くなるまで熟さないと酸味が強く残ります。熟してからの日持ちがしないので、たくさん採れた時などはジャムにするのがオススメです。
マルベリーの育て方
マルベリーは日当たりのよく風通しの良い場所を好みます。水やりは地植えの場合、雨水のみで大丈夫です。鉢植えの場合は土の表面が乾いたら、お水をあげるようにします。マルベリーの性質は大変強健で、育てやすく毎年たくさんの実を付けます。大きくなりやすいので剪定は必須です。しっかり剪定すればコンパクトにも楽しめますが、剪定を怠るとかなり大きくなってしまうので、地植えする場合は植えるスペースが広くとれるところに植えるようにしましょう。
豆知識
マルベリーの花言葉には「知恵」「信頼」「守護」などがあります。桑は古来より薬効や生活に欠かせない植物とされ「生命を守る木」「家族を支える木」として尊ばれてきました。日本ではとくに養蚕(ようさん)産業とともに栄えた歴史があります。