姫月下美人
Miniature Queen of the Night

- 名称
- 姫月下美人
- 学名
- Epiphyllum oxypetalum
- 科名
- サボテン科
- 属名
- エピフィルム属
- 原産地
- 中南米
姫月下美人の特徴
姫月下美人はサボテン科エピフィルム属の植物です。中南米が原産。通常の月下美人に比べコンパクトで育てやすいのが特徴。垂れるように広がる葉が美しく観葉植物としても人気の品種です。初夏から夏の生育期にはピンク色がかった鮮やかな新芽が楽しめます。6~9月ごろには小ぶりですが一夜限り、芳香のある白い見事な花を咲かせます。開花が近づくと、花の蕾からほんのり甘く濃厚な香りが漂い始めます。これは咲く数時間前の予兆であり「そろそろ咲くぞ!」という合図にもなります。花を楽しみたい場合は葉の先端に花芽を付ける性質があるので、できるだけ剪定はせず大きく育てるのがポイントです。花は朝にはしぼんでしまうため「一夜花(いちやばな)」とも呼ばれます。
姫月下美人の育て方
姫月下美人は初夏から夏の終わりまでは、屋外の直接日光の当たらない明るい日陰で管理してください。気温は15〜30℃が最適です。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりとあげます。冬は控えめにします。観葉植物として室内で楽しみたい場合は、通年通して明るい室内で管理します。直射日光は避けます。
豆知識
姫月下美人の花言葉は月下美人と同様「ただ一度会いたくて」「はかない美」「はかない恋」などがあります。夕方から夜にかけて開き、翌朝にはしぼんでしまうという非常に短命な開花スタイルは、虫媒花として夜行性の蛾をターゲットに進化した結果です。