ミルティロカクタス
Myrtillocactus
- 名称
- ミルティロカクタス
- 学名
- Myrtillocactus
- 科名
- サボテン科
- 属名
- ミルティロカクタス属
- 原産地
- メキシコ中部から北部の乾燥地帯
ミルティロカクタスの特徴
ミルティロカクタスは、サボテン科ミルティロカクタス属の多肉植物です。メキシコ中部から北部の乾燥地帯に生息しています。樹木のように分枝し、現地では高さ2〜5mになる大型サボテン。青みがかった緑色の茎を持ち、稜(リブ)という線がはっきりと見え、幾何学的な造形美を楽しめます。トゲは比較的短く、灰色~黒色の小さなトゲが点在します。刺が少ないため、観賞用として扱いやすく人気のある植物です。開花期は春〜初夏で小さな白〜黄緑色の花を咲かせます。
ミルティロカクタスの育て方
ミルティロカクタスは、メキシコが原産のため乾いた強い日差しを好みます。屋外の明るい場所が最適です。耐寒性はあまり強くないので、冬季など10℃以下になるん場合は室内に入れてあげましょう。水やりは、春~秋の生育期には土の表面がが乾いたらたっぷりとあげます。冬は休眠期なので、お水はほぼあげずに断水気味に管理します。土壌は水はけの良いサボテン・多肉植物用土が適しています。
豆知識
ミルティロカクタスは、幾何学的な造形から英語で「ブルーキャンドル」と呼ばれることもあります。原産地であるメキシコでは古くから果実を食用にし、民間薬や染料にも利用されてきました。鉢植えでは観賞用だけでなく、小さな株や接ぎ木の台木としても重宝されます。和名では「竜神木」といいます。
