ミカニア・テルナタ
Mikania ternata
- 名称
- ミカニア・テルナタ
- 学名
- Mikania ternata
- 科名
- キク科
- 属名
- ミカニア属
- 原産地
- ブラジルなど熱帯~亜熱帯地域
ミカニア・テルナタの特徴
ミカニア・テルナタはキク科ミカニア属の植物です。ブラジルなど熱帯~亜熱帯地域が原産。つる性なので成長するにつれて横に匍匐するように伸びたり、垂れ下がります。 葉は複葉で表面は深い緑〜黒緑色、裏面は赤紫色をしています。色合いがシックで美しいので、ハンギングにすると目線に合わせて葉色を楽しむことができます。葉は毛(軟毛)が密生して生え、ベルベットのように柔らかい手触りです。 開花期の7~8月頃には小さな淡黄色または白に近い管状の花を咲かせますが、あまり目立ちません。
ミカニア・テルナタの育て方
ミカニア・テルナタは明るい場所を好みます。直射日光には弱いため、窓辺でもレースのカーテン越しの間接光が理想。光が弱すぎると葉の色が薄くなる可能性があるので適度な光が必要です。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりとあげます。湿度を好むので乾燥しやすい室内では、時々葉水をしてあげましょう。冬は水やりを控えめにします。
適温は14℃~20℃。耐寒性はそれほど高くなく、最低気温は 5℃程度。寒さに弱いので冬は室内に入れます。春などの成長期には、先端を切って挿し木にすると増やすことができます。
豆知識
ミカニア・テルナタはミカニア・デンタタともいいます。また「Plush Vine(プラッシュバイン)」とも呼ばれ、 英語の「plush(プラッシュ)」は「豪華な」「柔らかい」「ふわふわした」といった意味の形容詞またはそのような布地を指す名詞で、「vine(バイン)」は「つる植物」や「ぶどうの木」を意味します。
