植物
御衣黄桜(ギョイコウザクラ)を知っていますか?

ソメイヨシノが葉桜になってきましたね。これからは遅咲きの桜が見頃を迎えます。緑色の桜「御衣黄桜(ギョイコウザクラ)」をご存じですか。ソメイヨシノではない、一味違ったお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
御衣黄桜(ギョイコウザクラ)とは
御衣黄桜(ギョイコウザクラ)は、薄い緑色の花を咲かせる桜の品種です。他の桜とは違う花色の美しさが魅力です。名前の「御衣黄(ギョイコウ)」は貴族の装束(御衣)に使われた黄緑色に由来しており、気品と歴史を感じさせます。
御衣黄桜(ギョイコウザクラ)の花の色は淡い黄緑色から始まり、咲き進むにつれて中心部が赤みを帯び、最終的にはピンク色に変化することもあります。この色の移ろいが楽しめるのも大きな特徴です。
開花期は4月中旬から下旬で、ソメイヨシノより少し遅れて咲きます。都内では新宿御苑や皇居東御苑などで見ることができ、人気を集めています。
御衣黄桜(ギョイコウザクラ)の花言葉
御衣黄桜(ギョイコウザクラ)の花言葉は「心の平安」。落ち着いた色合いと静かな存在感は、多くの人々の心を癒してくれます。珍しい桜を探している方や、写真映えする桜スポットを訪れたい方におすすめの品種です。