研修・イベント
大阪・関西万博視察へ行ってきました!Part2

以前のブログでもご紹介した大阪・関西万博視察。今回は社員が見たおススメのパビリオンを野沢園目線でご紹介したいと思います。
バルトパビリオン
バルトパビリオンはラトビアとリトアニアの共同運営です。バルト地域のハーブや薬草を使った展示がとても印象的でした。 パビリオン内にほのかに香るハーブに癒されました。

展示スペースは前回ご紹介したインドネシアパビリオンのように、植物装飾のダイナミックな表現はありませんが、壁一面に並べられた標本は植物本来の繊細さや形状がより強調され、とても美しいディスプレイでした。

展示された植物標本の中には日本でも馴染深いものもあり、改めて植物の形の不思議さ、美しさを感じることができました。

フランスパビリオン
フランスパビリオンは、大阪・関西万博のなかでも特に注目されている海外パビリオンのひとつです。樹齢1000年超のオリーブの樹木が展示されているとの事で、行く前からとても楽しみにしていました。

フランスパビリオンの外観は、エントランスが劇場のカーテンのようなベールに包まれた幻想的なデザインで、とても美しかったです(設計:Coldefy & CRA)。

LVMHグループの展示スペースです。85個のトランクを用い、開かれたトランク中にものづくりの過程が紹介されています。考える人で有名な彫刻家ロダンの彫刻も展示されていました。

樹齢1000年超のオリーブの樹木です。幹が太く、近くで見るとオーラがありました 。

400点の白いドレスが壁一面にディスプレイされたディオールの展示です。ドレスのミニチュアサイズまでグラデーションで並ぶ様子は圧巻でした 。

クウェートパビリオン
クウェートパビリオンは野沢園造園部が植栽工事を担当したパビリオンになります。 人気のパビリオンで入るのに1時間は並びました。

正面入口に植えられたネムノキ。ピンクの花がきれいに咲いているのが目に留まり、長い待ち時間の癒しとなってくれました。


クウェートパビリオンは砂漠の砂に触れられる展示やプラネタリウムなどがあり、実際に見て触って体験できるパビリオンとなっていました。

パビリオン内にも植栽が植えられた休憩スペースがあります。砂漠にあるオアシスのような一息つける癒しの空間となっていました。

野沢園の施工事例「EXPO2025大阪・関西万博 クウェートパビリオン」と見比べてみると、植物の成長具合が見てとれると思います。
まとめ
他のパビリオンもそれぞれの国の特徴に合う植物を用いたり、展示の仕方を工夫していたりと、多種多様な国の違いをみてとることができました。
皆さんも万博を訪れた際には各パビリオンの植栽にも注目してみるとさらに違った見方が出来るかもしれません。 その際はぜひクウェートパビリオンを訪れて植栽にも目を向けてみてください!