フィットニア
Fittonia
- 名称
- フィットニア
- 学名
- Fittonia albivenis
- 科名
- キツネノマゴ科
- 属名
- アミメグサ属
- 原産地
- 南米(主にペルー、コロンビア周辺の熱帯雨林)
フィットニアの特徴
フィットニアはキツネノマゴ科アミメグサ属の植物です。南米(主にペルー、コロンビア周辺の熱帯雨林)が原産。葉の表面に網目状に走る白・赤・ピンクの葉脈の美しさが特徴です。耐陰性があるため室内で育てやすく、成長しても草丈は20㎝ほどと低いため、テーブルプランツやインテリアグリーンとしても人気があります。高湿度を好み、乾燥すると葉がしおれやすいものの、水やりで回復しやすいのも利点です。
成長が進むと葉が込み合って蒸れやすくなるため、軽く剪定するようにしましょう。黄色〜白色の小さな花を咲かせますが観賞価値は低く、葉を充実させるために花芽は摘み取られることが多いです。
フィットニアの育て方
フィットニアは明るい日陰の環境を好みます。直射日光は葉焼けの原因になるため避け、室内の窓辺のカーテン越しが理想的です。耐陰性はありますが、暗すぎると葉の色が薄くなるので気を付けましょう。水やりは土の表面が乾き始めたらすぐ給水します。乾燥すると葉が一気にしおれるため、水切れのサインを見逃さないようにしましょう。
高湿度を好むので、乾燥する季節は霧吹きによる葉水を与えます。乾燥に弱いのですが、根腐れにも注意が必要です。受け皿などに水を溜めっぱなしにしないようにしましょう。適温は20〜30℃。10℃以下になると元気がなくなるので冬は室内管理が必須です。
豆知識
フィットニアの花言葉は「羨望」「羨ましい」「デリケートな心」です。葉脈が神経のように細かく走ることから、英語では「Nerve Plant(神経植物)」と呼ばれています。
葉の装飾性が高く高湿度を好むため、半密閉のテラリウム環境と非常に相性が良い観葉植物で、シダや苔などと同様ボトルテラリウムによく使われます。
