フィロデンドロン・セローム
Philodendron selloum

- 名称
- フィロデンドロン・セローム
- 学名
- Philodendron selloum
- 科名
- サトイモ科
- 属名
- フィロデンドロン属
- 原産地
- 南米(ブラジル、ボリビア、アルゼンチンなど)
フィロデンドロン・セロームの特徴
フィロデンドロン・セロームは、サトイモ科フィロデンドロン属(現在はタウマトフィルム属に分類されることが多い)の植物です。南米のブラジル、ボリビア、アルゼンチンなどが原産。現地では葉の大きさは1メートル以上になることもあります。セロームの葉は縁に大きく切れ込みが入り、波打っている形状です。成長するにつれて葉の切れ込みがより深くなり、ワイルドでエキゾチックな雰囲気を醸し出します。インテリアグリーンやオフィスグリーンとしても存在感があります。
フィロデンドロン・セロームの育て方
フィロデンドロン・セロームは強い直射日光に当てると葉焼けしてしまうことがあるので、直射日光は避け、明るい半日陰の場所が理想です。室内のレースカーテン越しや窓辺が適しています。温度は20~30℃前後の暖かい環境を好みます。耐寒性はあまりないため、冬場は最低でも10℃以上をキープしましょう。
水やりは、春〜秋は土の表面が乾いたらたっぷりとあげ、冬は乾燥気味に管理します。
豆知識
フィロデンドロン属の共通の花言葉には「華やかな明るさ」「永遠の若さ」「壮大な美」などがあります。セロームの幹の途中からは「気根(きこん)」と呼ばれる根が伸びてきます。これは自生地で水分や養分を吸収するためのもので、そのまま伸ばすとより自然な樹形を楽しめます。