コチョウラン(胡蝶蘭)・プリンセスローズ
Moth orchid

- 名称
- コチョウラン(胡蝶蘭)・プリンセスローズ
- 学名
- Phalaenopsis aphrodite
- 科名
- ラン科
- 属名
- ファレノプシス属
- 原産地
- 東南アジア
コチョウラン(胡蝶蘭)・プリンセスローズの特徴
コチョウラン(胡蝶蘭)・プリンセスローズはラン科ファレノプシス属の植物で東南アジアが原産です。熱帯〜亜熱帯の温暖湿潤な環境で、岩や木に着生して育つ性質を持っています。園芸品種の一つで、日本や台湾のナーセリー(洋ラン農園)などで育種され、世界中に流通しています。
プリンセスローズは花の大きさが6-8cmぐらいの中輪タイプのコチョウラン(胡蝶蘭)で、花弁のまわりに絞り模様が入る珍しい品種です。
絞り模様の面積が多めですが、淡い色のためあまり強い印象にはならないので贈答用、自宅用でも場所を選ばずいろいろなところに飾っていただけます。
コチョウラン(胡蝶蘭)・プリンセスローズの育て方
コチョウラン(胡蝶蘭)・プリンセスローズは明るい室内を好みますが、直射日光は葉焼けの原因になるためレースカーテン越しの光が最適です。
乾燥を嫌う一方で過湿にも弱いので、根が乾きかけたらたっぷり与えるのが基本。受け皿に水を溜めっぱなしにしないよう注意します。
適温は 18~28℃前後で、冬でも10℃以上を保つと安心です。生育期(春~秋)には薄めたラン用液肥を与えると花付きが良くなります。
花が終わったら花茎を節の上で切ると、条件が良ければ再び花をつけることもあります。長期的に株を育てるなら、根元近くで花茎を切って株を休ませる方法もおすすめです。
豆知識
コチョウラン(胡蝶蘭)全体の花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」「永遠の愛」などがあります。ピンク系品種(プリンセスローズを含む)の花言葉は「あなたを愛します」という意味があり、ブライダルや記念日の贈り物に人気です。胡蝶蘭は花持ちが非常に良く、1〜2か月近く咲き続けることもあるため、長く楽しめるギフトフラワーとして定番です。