ラズベリー
Raspberry

- 名称
- ラズベリー
- 学名
- Rubus idaeus
- 科名
- バラ科
- 属名
- キイチゴ属
- 原産地
- ヨーロッパ、北アメリカ、アジアなど
ラズベリーの特徴
ラズベリーはバラ科キイチゴ属の果樹です。ヨーロッパ、北アメリカ、アジアなど広範囲にわたる温帯地域で栽培されています。自家結実性があり、一株でも実を付けるため受粉樹が必要ありません。果実は小さな粒(小核果)が集まった集合果で、空洞があるのが特徴です。赤や紫、黄色など果実の色にバリエーションがあり、かわいらしい実は庭木としても人気があります。トゲのある茎が多いですが、近年はトゲなし品種も増えています。
収穫時期は初夏(6〜7月)から秋にかけて。毎年株いっぱいにたくさんの実を付け、生食はもちろんジャムにするのもおすすめです。
ラズベリーの育て方
ラズベリーは日当たりが良い場所や風通しが良い場所を好みます。水はけの良い土壌に、腐葉土や堆肥をすき込んでおくとよいでしょう。
乾燥に弱いので、夏場の水やりはこまめに行います。鉢植えでも管理できるので、ベランダなどの限られたスペースでも収穫を楽しめます。庭などに地植えする場合、樹勢が旺盛なため剪定を怠ると広がりすぎてしまうので注意が必要です。
豆知識
ラズベリーの花言葉は「愛情」「深い後悔」「謙虚」などがあります。ラズベリーは古代ギリシャ・ローマ時代から食用・薬用として利用されていて、ハーブティーなどにも使われました。ブラックベリーと似ていますが、ラズベリーは収穫すると実の中が空洞で、ブラックベリーは中に白い芯が残ることから見分けることができます。