トキワシノブ(常盤忍)

Rabbit’s foot fern

トキワシノブ(常盤忍)
名称
トキワシノブ(常盤忍)
学名
Humata tyermannii
科名
シノブ科
属名
キクシノブ属
原産地
中国・台湾南部
  • トキワシノブ(常盤忍)

トキワシノブ(常盤忍)の特徴

トキワシノブ(常盤忍)はシノブ科キクシノブ属のシダ植物です。中国・台湾南部が原産。名前のトキワ「常盤」は「常に緑を保つ」という意味。
葉は細かく裂けてレースのように繊細で涼しげな印象です。茎(根茎)は地表を這い、白色の毛で覆われていて独特の存在感があります。着生性のシダで土に根をはらず、岩や樹木に着生して育つため、園芸店では苔玉や吊り鉢仕立てで販売されています。

トキワシノブ(常盤忍)の育て方

トキワシノブ(常盤忍)はシダ植物なので、湿気の多い日陰の環境を好みます。直射日光は避け、明るい日陰に置いてあげましょう。室内ならばレースカーテン越しの柔らかい光が適切です。
耐寒性はあまりないので、10℃以上を保つと安心です。湿度を好むため、土が乾きすぎないように注意します。ただし蒸れに弱いので、風通しの良い環境を維持しましょう。苔玉仕立ての場合は週に1度ほど水に浸け、時々霧吹きで葉水を与えると元気に育ちます。

豆知識

トキワシノブ(常盤忍)の花言葉には「魅惑的」「愛嬌」などがあります。英名は「Rabbit’s foot fern」といい、根茎がウサギの足のように見えることから名前がつきました。


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