ユーフォルビア・マハラジャ

Euphorbia lactea f. cristata 'Maharaja‘

ユーフォルビア・マハラジャ
名称
ユーフォルビア・マハラジャ
学名
Euphorbia lactea f. cristata 'Maharaja‘
科名
トウダイグサ科
属名
ユーフォルビア属
原産地
インド、スリランカなどの熱帯地域
  • ユーフォルビア・マハラジャ
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ユーフォルビア・マハラジャの特徴

ユーフォルビア・マハラジャは、トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉植物です。ユーフォルビア属の中でも特に人気の高い綴化(てっか)タイプで、多肉植物愛好家にコレクションされます。名前のとおり「王のように威厳のある姿」が魅力です。
本来は柱状に伸びるユーフォルビア・ラクテアが突然変異で「扇状」に帯状に広がったもので、まるで珊瑚や脳のような幾何学模様を見せます。青白く緑色の茎に、白やピンクがかることがあり光沢を帯びるその様子は芸術的です。
縁に小さなトゲが並びますが、鋭さは控えめです。生長は比較的ゆっくりで、鉢植えで長く楽しめます。

ユーフォルビア・マハラジャの育て方

ユーフォルビア・マハラジャは、明るい半日陰が適しています。レースカーテン越しの光がベストです。真夏の直射日光は葉焼けの原因になるので気を付けましょう。寒さには弱く最低10℃以上を保つようにします。冬は室内管理が基本です。乾燥に強いので、水やりは少な目でも大丈夫。過湿は根腐れの原因になります。土壌は水はけの良い多肉植物・サボテン用土を使うようにしましょう。

豆知識

ユーフォルビア・マハラジャの「綴化(てっか)」とは、植物が通常の成長点(頂点)からではなく、面全体から成長してしまう突然変異のことをいいます。その結果、茎や葉が扇状・波状・珊瑚状など、ユニークで芸術的な姿に育ちます。見た目のフォルムが大きく変形する「綴化」は、特にサボテンなどの多肉植物やユーフォルビアなどに見られます。
個体ごとに形や波打ち方が全く違うためアートのように「出会った株が唯一の形」となります。とくにユーフォルビア・マハラジャは「キング・オブ・綴化(てっか)」と呼ばれるほど人気が高く、コレクターズプランツとして評価されています。


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