ユーフォルビア・オベサブロウ
Euphorbia Obesablow

- 名称
- ユーフォルビア・オベサブロウ
- 学名
- Euphorbia Obesablow
- 科名
- トウダイグサ科
- 属名
- ユーフォルビア属
- 原産地
- 南アフリカ
ユーフォルビア・オベサブロウの特徴
ユーフォルビア・オベサブロウはトウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉植物です。南アフリカのケープ地方が原産。乾燥地帯に自生し、水を蓄えることで生き残ります。ユーフォルビアオベサとユーフォルビア・スザンナエ(瑠璃晃)の交配種で、オベサブロウは学名ではありません。
よく似た名前のオベサは別名「野球ボールプラント」と呼ばれ丸い形状をしていますが、オベサブロウは球状〜円筒状に育ち、本体から次々と分枝します。表面に縦のすじが入り、緑色〜灰緑色の地肌に斑点や模様が入るのが特徴です。雌雄異株で小さな黄色い花をつけ、あまり目立ちません。
ユーフォルビア・オベサブロウの育て方
ユーフォルビア・オベサブロウは真夏の直射日光を避け、日当たり・風通しの良い場所で乾燥気味に育てます。冬の時期は室内管理をし、お水も少なめで大丈夫です。子株を土に差しておくだけで簡単に増やすことができます。子株はクルッと回すと簡単に折ることができます。茎や葉の切り口から出る白い液に触れるとかぶれることがあるので注意しましょう。
豆知識
ユーフォルビア・オベサブロウの花言葉はありませんが、ユーフォルビアの花言葉には「明るく照らして」「地味」「控えめ」などがあります。「明るく照らして」は、ユーフォルビアの科名である「トウダイグサ」が、見た目が燈台に似ていることから名付けられたことに由来しています。
「オベサ(obesa)」はラテン語で「太った、ずんぐりした」の意味。その名の通りコロンとした姿をしています。野生のオベサは乱獲などにより絶滅危惧種に指定されており、流通しているものはほとんどが園芸用に栽培された株です。よく似た「アストロフィツム(サボテン)」に間違えられることもあり、「サボテンみたいなユーフォルビア」と呼ばれることもあります。