研修・イベント
大阪・関西万博視察へ行ってきました!

6月の上旬に一泊二日で今話題の大阪・関西万博の視察に行ってきました。野沢園の社員として熱帯の国の植生や、展示の仕方を学ぶことが目的です。二日間ともあいにくの雨でしたが多くの来場者が訪れていました。
今回の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。パビリオンではそれぞれの国の環境や特色を再現し、持続可能な社会に向けての取り組みを様々な形式で紹介、展示しています。パビリオン内はとても広く、歩きながら見学していきます。中には体験型のパビリオンもあって楽しみながら学ぶことができます。
インドネシア館
見学したパビリオンの中でも特に印象に残ったのはインドネシア館です。船をイメージした外観のインドネシア館では、自然・文化・未来をキーワードに展示がされていました。

パビリオンの中に入ると、インドネシアの自然をイメージしたジャングルが本物の観葉植物を使って再現されていました。私たちが業務でよく使用しているようなヤシの木やゴムの木などもたくさん使われていて感動しました。


▼館内は二階まで吹き抜けになっており、高さ7メートルくらいはありそうなヤシの木やゴムの木が使われていました!

▼さらに岩を使った滝やミストによって演出された湿地など、本当にジャングルの中にいるような感覚になりました。


植物園以外で建物内全体をこれだけ多くのグリーンで装飾されている現場はあまりないので、鉢の隠し方や植え方、植物の合わせ方などとても参考になりました。
私たちは夕方の時間帯に見学しましたが、お昼の時間帯には天井から日が差し込み明るく、より植物も綺麗に見えるのではないかなと思いました。
そのほかのパビリオン
オーストラリアパビリオンではユーカリの森、アラブ首長国連邦パビリオンではナツメヤシの繊維を使った柱などが見られました。それぞれの国の自然や文化、植物の利用の仕方などについて学ぶことができました。
▼ユーカリの森

▼ナツメヤシの繊維を使った柱

クウェートパビリオンの外構担当しています!

野沢園造園部はクウェートパビリオンの外構を担当しています。ぜひ訪れた際にはクウェート館もチェックしてみてください。
詳しくはこちら「EXPO2025大阪・関西万博 クウェートパビリオン」(施工事例)
今回万博に訪れてみて、広い世界に目を向けるきっかけになり、とても貴重な時間になりました。聞いたことのない国や、名前は知っていたけど実際に見るとイメージと違っていた国など、万博に行かなければ知ることがなかったかもしれない情報が沢山ありました。
10月13日まで開催しているので、夏休みの旅行などで訪れてみるのも良いですね。