アスプレニウム・プリカーツム・アカキ
Asplenium plicatum 'Akaki'

- 名称
- アスプレニウム・プリカーツム・アカキ
- 学名
- Asplenium plicatum 'Akaki'
- 科名
- チャセンシダ科
- 属名
- アスプレニウム属
- 原産地
- 熱帯アジア
アスプレニウム・プリカーツム・アカキの特徴
アスプレ二ウム・プリカーツム・アカキは、チャセンシダ科アスプレニウム属の熱帯アジアや台湾に自生しているシダ植物です。プリカーツムとは深いしわのことで、葉の縁が強くウェーブ(波打ち)がかかっているのが特徴です。このウェーブがまるでフリルのようで、個性的な美しい姿をしています。
葉は厚みがあり、表面の艶やかな光沢が高級感を醸し出します。アスプレ二ウムの仲間には日本の暖地に自生する「タニワタリ」があり、谷間や岩、木の幹などに着生して育つことがあります。この特性を活かして、苔玉や板付け(板に植物を固定して飾る方法)にして楽しむこともできます。
アスプレニウム・プリカーツム・アカキの育て方
アスプレニウム・プリカーツム・アカキは、元々森林の下層で育つため、強い日差しを嫌います。そのため室内の日当たりが良くない場所でも育てやすいのが魅力です。ただし、暗すぎる場所だと葉の艶が失われたり、徒長してしまうことがあるので、時々日光をあててあげましょう。高温多湿の環境を好み、乾燥は苦手なのでこまめな葉水が重要です。
豆知識
アスプレ二ウム・プリカーツム・アカキの「アカキ(Akaki)」は、ハワイ語で「小さくて力強い」という意味があり、その名の通り小ぶりながら存在感のある葉をもちます。風水でも曲線的な葉は「調和」や「癒し」を象徴するとされ、癒しのグリーンとしてもおすすめです。