ギンバイカ
Myrtle

- 名称
- ギンバイカ
- 学名
- Myrtus communis
- 科名
- フトモモ科
- 属名
- ギンバイカ属
- 原産地
- 地中海沿岸地域
ギンバイカの特徴
ギンバイカ(銀梅花)はフトモモ科ギンバイカ属の植物です。地中海沿岸原産。別名マートルとも言われ、古くはヨーロッパでハーブとして使われていました。
丈夫で育てやすく、小さなかわいい白い花を毎年6~7月ごろ咲かせます。梅の花に似ていることから漢字で「銀梅花」といいます。葉には芳香があり肉料理などに使用できます。実も食べることができますが、生食よりも果実酒などの香り付けに使用します。低木で剪定も簡単なので、ハーブとしても鑑賞樹としても優秀な庭木です。
ギンバイカの育て方
ギンバイカは日当たりの良く水はけの良い場所で育てるのが最適です。寒さにやや弱いため、冬は霜よけがあると安心です。水やりは地植えの場合、根付けば基本的に雨水のみで水やりはOKです。鉢植えの場合、表土が乾いたらたっぷり水やりをやります。刈り込みにも強いので、生垣やトピアリーにも向いています。
豆知識
ギンバイカの花言葉には「愛のささやき」「高貴な美しさ」「祝福」「平和」などがあります。古代ギリシャ神話では、美の女神アフロディーテ(ヴィーナス)の聖木とされ、愛と美の象徴とされていました。イギリス王室の結婚式では、伝統的にマートルがブーケに使われています。