アイリッシュ・モス
Irish Moss
- 名称
- アイリッシュ・モス
- 学名
- Sagina subulata
- 科名
- ナデシコ科
- 属名
- サギナ属
- 原産地
- ヨーロッパ
アイリッシュ・モスの特徴
アイリッシュ・モスはナデシコ科サギナ属の多年草です。ヨーロッパ原産。3~5cm程の細かい糸状の葉が密に茂り、グランドカバーに使うと芝生のような柔らかい緑のじゅうたんを作ります。モスという名前がついていますが、苔の仲間ではありません。ふわふわとした見た目がコケに似ているのでつけられたといわれています。春~初夏に直径5mmほどの小さな白い花を咲かせ、控えめですが群生すると美しい光景となります。グランドカバーのほかにも寄せ植え、岩石を使ったロックガーデン、石畳の隙間植えなどガーデニングに使用されます。
アイリッシュ・モスの育て方
アイリッシュ・モスは日当たりの良い場所や、半日陰を好みます。真夏の直射日光や、蒸れやすい場所は注意が必要です。湿り気に強く乾燥に弱いので、夏場は水切れさせないことが大事です。水はけと保湿のバランスがよい土(腐葉土やピートを混ぜると良い)を使用しましょう。耐寒性は強く、冬は屋外で越冬可能です。刈り込みで形を整えるときれいに広がります。
豆知識
アイリッシュ・モスの花言葉は「可憐」です。初夏に咲く小さく爽やかな白い花の様子からついたといわれています。別名「スコティッシュ・モス」といい、和名では「サギナ」とも呼ばれます。
