シラタマホシクサ(白玉星草)
Eriocaulon nudicuspe

- 名称
- シラタマホシクサ(白玉星草)
- 学名
- Eriocaulon nudicuspe
- 科名
- ホシクサ科
- 属名
- ホシクサ属
- 原産地
- 日本
シラタマホシクサ(白玉星草)の特徴
シラタマホシクサ(白玉星草)は、ホシクサ科ホシクサ属の植物です。日本の固有種で東海地方の湿地帯に生息しています。伸びたワイヤーのような細い茎に白いコロンとした5㎜ほどのカワイイ花を咲かせる一年草で、その見た目から「金平糖草」の別名があります。
開花期は8月~10月。群生して咲いている様子が星のように見えたことから名前がつきました。薄暗くなる夕方には蛍の光のようにも見え、美しい風景となります。
シラタマホシクサ(白玉星草)の育て方
シラタマホシクサ(白玉星草)は、可愛らしい見た目から育ててみたくなりますが育てるのは難易度が高めです。湿地性の植物なので常に土が湿った状態を保つ必要があり、また弱酸性の土や水を好むので水道水(弱アルカリ性)での水やりだと元気に育ちません。給水用の水を酸度調整をするのはハードルが高いので、貯めた雨水(弱酸性)を使用します。鉄分も必要とするので、雨水を貯める際には錆びたくぎなどを入れておきます。常に湿った状態を保つには、受け皿などに水を張り管理するのが良いでしょう。
豆知識
シラタマホシクサ(白玉星草)の花言葉は「純粋な心」です。白くかわいらしい花を咲かすことからこのような花言葉がついたといわれています。日本の固有種ですがかなり限定的な環境で育つため、開発による生育地の減少などにより絶滅危惧二類に指定されています。