アデニウム
Adenium

- 名称
- アデニウム
- 学名
- Adenium obesum
- 科名
- キョウチクトウ科
- 属名
- アデニウム属
- 原産地
- アフリカ東部からアラビア半島の乾燥地帯
アデニウムの特徴
アデニウムはキョウチクトウ科アデニウム属の塊根植物です。アフリカ東部からアラビア半島の乾燥地帯が原産です。
特徴はなんといっても独特な塊根(コーデックス)部。塊根植物では珍しく比較的大きめの美しい花を咲かせます。ユニークな肥大した塊根部を楽しむだけでなく、花を目的に育てる楽しみもあります。開花期は夏で、花の色は赤やピンク、白などのトロピカルな雰囲気がします。「砂漠のバラ」とも呼ばれ、耐暑性・耐乾性に優れ、初心者にも育てやすい品種として人気があります。
アデニウムの育て方
アデニウムは寒さには弱いので冬は室内で越冬させます。春から秋は屋外のしっかり日光の当たる場所で管理してください。日光をたっぷり当てることで、美しい樹形と花つきを保ちます。水やりは控えめに。成長期(春〜秋)は土が乾いてからたっぷりと。冬場は断水気味にします。風通しのよい場所で管理し、根腐れを防ぎましょう。
豆知識
アデニウムの花言葉は「純粋な心」「幸福な恋」です。エキゾチックな見た目とは裏腹に、優しい意味を持っています。学名の「Adenium obesum」 の “obesum” は、「太った」という意味があり、塊根状にふくらんだ幹の特徴を表しています。