アンスリウム・リリー
Anthurium 'Lily'
            - 名称
 - アンスリウム・リリー
 - 学名
 - Anthurium andraeanum ”Lily ”
 - 科名
 - サトイモ科
 - 属名
 - アンスリウム属
 - 原産地
 - 中南米(コロンビア、エクアドル、コスタリカなど)
 
アンスリウム・リリーの特徴
アンスリウム・リリーはサトイモ科アンスリウム属の植物です。中南米(コロンビア、エクアドル、コスタリカなど)を中心に分布しています。熱帯雨林の樹木の幹や根元に着生して育つものが多く、高温多湿の環境に適応します。アンスリウムの中でもユリのような花を咲かすことから「リリー」という名前が付けられた園芸品種です。
アンスリウム・リリーは小ぶりなのでインテリアとしても飾りやすいのが特徴。色も白やピンクなど淡いものが多く、清楚なエレガントさが人気です。花のように見える部分は仏炎苞といい葉が変化したものです。
アンスリウム・リリーの育て方
アンスリウム・リリーは明るい半日陰を好みます。直射日光は葉焼けの原因となるので注意しましょう。熱帯に育つ植物なので、寒さに弱く最低15℃以上を保つと安心です。
春から夏は土の表面が乾いたらたっぷり水をあげます。冬は控えめにして根腐れしないようにしましょう。高湿度を好むので、時々葉水を与えると元気に育ちます。
豆知識
アンスリウム全般の花言葉には「情熱」「印象深い」「清らかな心」などがあります。切り花としても使われ、ブライダルシーンや記念日のプレゼントとしても人気があります。アンスリウムの花のように見える仏炎苞は、中心にある花の集合体である「肉穂花序(にくすいかじょ)」 を包み込み、目立たせる役割を持っています。色や形を美しく進化させることで、花粉を運ぶ昆虫を引き寄せるための目印にもなります。
