オーストラリアビーンズ
Australian chestnut
- 名称
- オーストラリアビーンズ
- 学名
- Castanospermum australe
- 科名
- マメ科
- 属名
- カスタノスペルム属
- 原産地
- オーストラリア
オーストラリアビーンズの特徴
オーストラリアビーンズはマメ科、カスタノスペルム属の植物です。オーストラリア原産で、ほかには同じものがない1属1種の常緑高木です。現地での高さは30m前後まで成長します。葉は細長く濃い緑色をしていて、黄色やオレンジ色の花を咲かせます。名前にもついているように大きなさや付きの豆を実らせます。中種子には毒性がありますが、原産地の先住民族達は毒を洗い流し食用としていたそうです。
オーストラリアビーンズの育て方
オーストラリアビーンズは強い日差しを好むので、日当たりの良い場所で育てましょう。春~夏にかけては水を欲するのでたっぷりとあげます。葉水も頻繁に行うことでホコリがたまらないようにし、ハダニを防ぎます。秋~冬にかけては水をあまりあげずに乾燥気味にします。
豆知識
オーストラリアビーンズは「ジャックと豆の木」と呼ばれます。有名な童話が由来ですが、実際童話のモチーフになっているのはナタマメ(ジャックビーン)といわれています。オーストラリアビーンズの種から芽が出る様子や生長力が童話のイメージとぴったりなことからそう呼ばれているそうです。中国では「招材進寶樹」と言われ開運商品として人気で、種子の形状から「緑宝石(エメラルド)」とも言われ珍重されています。