ビカクシダ(苔玉仕立て)

Staghorn Fern

ビカクシダ(苔玉仕立て)
名称
ビカクシダ(苔玉仕立て)
学名
Platycerium spp.
科名
ウラボシ科
属名
ビカクシダ属
原産地
東南アジア、オーストラリア、アフリカなど
  • ビカクシダ(苔玉仕立て)

ビカクシダ(苔玉仕立て)の特徴

ビカクシダはウラボシ科ビカクシダ属でシダ植物の仲間です。東南アジア、オーストラリア、アフリカなどが原産地。自然界では木の幹や岩にくっついて生育する着生植物で、根元を苔玉や板に着けて育てるスタイルが人気(写真は苔玉に仕立てた「苔玉仕立て」です)。貯水葉(ちょすいよう)と胞子葉(ほうしよう)の二種類の葉を持ちます。貯水葉は株元を包む丸い葉で、水分や栄養をためます。胞子葉は鹿の角のように広がる装飾的な葉で、胞子を飛ばす役割があります。

ビカクシダ(苔玉仕立て)の育て方

ビカクシダ(苔玉仕立て)は室内でも育てやすく、レースのカーテン越しの光が当たる場所が理想的。直射日光は葉焼けの原因になるので避けましょう。蒸れに弱いため、風通しのよい場所に置くのがポイント。室温は15〜25℃が適温です。
水やりは週1〜2回が目安。水を貯めた器に苔玉を入れて中までしっかり水を染みこませてください。乾いた苔玉を水に入れると苔玉から空気がポコポコ出てくるのでそれが出なくなるまで浸します。苔玉は目で見て乾いているのが確認しづらいので、給水後の苔玉の重さを大体でいいので覚えておきます。乾いてくると明らかに軽くなるのでそのタイミングで給水をして下さい。

豆知識

ビカクシダの花言葉は「信頼」「夢」「愛嬌」です。シダ植物全般の花言葉がビカクシダにも当てはまります。ビカクシダ苔玉仕立てはワイヤーが埋め込まれているので苔玉自体を直接吊り下げて飾ることができます。垂れ下がる姿が美しくハンギングなどで人気です。


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