暖地桜桃(暖地サクランボ)
Prunus cerasus

- 名称
- 暖地桜桃(暖地サクランボ)
- 学名
- Prunus cerasus
- 科名
- バラ科
- 属名
- サクラ属
- 原産地
- 中国
暖地桜桃(暖地サクランボ)の特徴
暖地桜桃(暖地サクランボ)はバラ科サクラ属の落葉樹です。中国原産の桜桃を日本で改良した園芸品種となります。多くのサクランボは受粉樹が必要で1株で実をつけませんが、暖地桜桃(暖地サクランボ)は1株で実をつける数少ない品種です。通常サクランボの多くは涼しい土地を好みますが、名前の通り関東の暖地でも育てられます。そのため自宅のお庭や鉢植えでもサクランボの収穫を楽しめます。もちろん桜の仲間なので花も美しく、春には桜に似た白〜淡桃色の花が咲き、お花見も楽しめます。
暖地桜桃(暖地サクランボ)の育て方
暖地桜桃(暖地サクランボ)を育てる場所はよく日が当たる場所がベストです。半日陰でも育ちますが、実つきが悪くなってしまいます。水やりは、地植えの場合、根付けば雨水のみでOK。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。土壌は水はけのよい弱酸性〜中性が理想で、市販の果樹用培養土などを使うと安心です。落葉後の12〜2月に混み合った枝を整理して風通しを良くすると実付がよくなります。
豆知識
暖地桜桃(暖地サクランボ)の花言葉には、通常のサクランボと同様「小さな恋人」「誠実」「純潔」などがあります。実の収穫は5月中旬〜6月上旬で、一般のサクランボより早めです。そのまま食べられるほか、ジャムやシロップ漬けにもできます。