ヤマアジサイ・伊予獅子手毬(いよししてまり)
Hydrangea serrata ‘Iyo Shishi Temari’

- 名称
- ヤマアジサイ・伊予獅子手毬
- 学名
- Hydrangea macrophylla serrata
- 科名
- アジサイ科
- 属名
- アジサイ属
- 原産地
- 日本
ヤマアジサイ・伊予獅子手毬(いよししてまり)の特徴
ヤマアジサイ・伊予獅子手毬(いよししてまり)はアジサイ科アジサイ属です。日本でつくられた園芸品種です。愛媛県(伊予国)の伝統的なヤマアジサイの品種から改良されたもので、獅子が遊ぶ手毬のように花が丸く集まる姿から「伊予獅子手毬」という名が付きました。素朴な花が多いヤマアジサイの中では珍しく、花数が多く毬状に咲くかわいらしい花が人気の品種です。開花期は5月下旬〜7月頃。アジサイは年々大きくなりがちでお庭のスペースを心配される方もいますが、ヤマアジサイは通常のアジサイに比べて花や葉、株も小さめなので鉢植えでも管理しやすく、コンパクトに楽しむ事ができます。
ヤマアジサイ・伊予獅子手毬(いよししてまり)の育て方
ヤマアジサイ・伊予獅子手毬(いよししてまり)は半日陰で育てるのに適しています。アジサイ属は水を好みます。地植えの場合雨水のみでも大丈夫ですが、日照りが続く場合は水を与えましょう。特に鉢植えは乾燥しやすいので、土の表面が乾いたらたっぷりあげます。
開花後すぐ(7月中旬頃まで)に花を切ると、翌年の花芽が育ちます。
花色は酸性なら青、アルカリ性なら赤〜ピンク系に発色します。培養土やピートモスで調整することができます。
豆知識
ヤマアジサイ・伊予獅子手毬(いよししてまり)は、和の趣がありながらも華やかなイメージなので、洋風のお庭にも似合います。7月ごろになるとだんだんと色が変化し、秋色アジサイとしても楽しめます。