インタビュー

兼松株式会社 KANEMATSU CORPORATION

今回訪れたのは創業130年以上の老舗総合商社「兼松株式会社様」。野沢園のレンタルグリーンを採用していただいた経緯や、グリーンを入れたことによって変化した社内環境などについて総務部の梶内さんと田中さんにお話しを伺いました。

都内に大きな農場があることの安心感と
ニーズにこたえてくれる提案が決め手でした

昨年11月に本社を丸の内に移転するにあたり、オフィスのグリーンを増やしたいと考えていました。いろいろ検討した中で、旧オフィスのグリーンも頼んでいた野沢園さんに依頼することにしたのは、提案も一番ニーズにこたえてもらえてしっくりくると思ったからです。そして実は個人的に以前住んでいた近くに野沢園さんがあったのでなんとなく知っていたというか(笑)なじみがあったのもあります。実際造園会社さんが身近にないとどんな雰囲気なのかが見えないのですが、世田谷に大きな農場があることを知っていたので安心感がありました。オフィスに入れる植物も直接農場に行って多くの植物を見てよいなと思ったものを入れてもらいました。こちらの要望を組みながらカスタマイズしてもらったうえで、さらにリーズナブルに抑えてもらい感謝しています。

植物のプロが作る居心地のよい
オフィスグリーンの空間

前のオフィスでは執務エリアに植栽がなかったので、今回業務する場所に初めてグリーンを入れてみました。そこで改めてグリーンがある居心地の良さを感じました。今はフリーアドレスで仕事をしているので、毎日周囲にいる社員は変わります。そんな時、対面の人が直で見えたり、目がちらっと合うと落ち着かないこともありますよね。テーブルの中央やテーブルとの間など、ちょうど目線を遮る絶妙な場所に植物が設置されていることで自然な心理的安心を感じます。今までは目の前に無骨なモニターなどが置いてあったのですが、それがグリーンに変わっただけでこんなに違うものだというのは驚きました。植物の量も多すぎるとちょっと重たく感じるところを、絶妙なボリューム感で納めていただけています。植物のプロが作るそのバランス感がすごいなと思いました。

さりげない目隠しとして
有効な植物の使い方

ガラスで囲まれた役員室も、周囲にグリーンを置いて目隠しにしてもらいました。最初はブラインドにするかガラスを半透明にするか考えていたのですが、中に誰がいて何をやっているのかがわからない感じをなくしたかったので、抜け感がありさりげなく様子がわかるグリーンを設置することにしました。オフィス全体も広く感じられますし、コミュニケーションも取りやすくなります。この目隠しの方法は植物の可能性を感じました。

週1のメンテナンスで
いつもクリーンな植物環境を維持

週に1度、野沢園さんにメンテナンスに来てもらっています。こまめに対応してくれているので、植物が枯れたり、傷んだりすることもなくいつも生き生きとした植物が並んでいる印象です。びっくりしたのは根元の部分にはフェイクのグリーンが入っていたこと。光が当たらないため傷みやすい根元の部分はフェイクで整えることで美観を長く維持できるそう。フェイクなのか本物なのかわからないほどです。これもプロのグリーン装飾の技だなと感心しました。

花や植物の力で
より快適なオフィス空間に

3月8日の国際女性デーの期間には、野沢園さんに頼んでミモザをカフェスペースに入れてもらいました。これが社員にとても好評で、イベントが終わり撤去したときには寂しいという声も。今後もそういうイベント時にはお花のアレンジなども入れていきたいと思っています。季節感があると気分がリフレッシュしますよね。今、会社でWELL認証を取得しようと思っています。これはオフィス環境の快適さを測るものでそれには植物がとても効果的だそうです。アメリカ発祥の認定ですがこれから日本でもオフィス環境に植物を置くことがもっと推奨されていくと思います。

ご提案のポイント

「今の20代など若い世代が求めるオフィスってスタバみたいなおしゃれカフェ。そういった雰囲気を参考にしました。それには植物はかかせないものです」とお話していただきました。快適さを追求し選び抜かれたインテリアと木質系の内装にしっくりとくるグリーン。屋内だけれど不思議と屋外のような気持ちよさを感じられるオフィス空間。そんな空間を生み出すことができる植物の良さを野沢園ではこれからも提案していけたらと思います。
※兼松株式会社東京オフィスは2023年度日経ニューオフィス賞を受賞しています。
 弊社がインタビューしたニューオフィス推進協会の記事はこちら

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