名前に漢数字(百や千)が入る植物|造園社員の植物ノート
涼しい日が増えてきて、少しずつ秋が近づいているのを感じますね。野沢園ではシンボルツリーのサルスベリ(百日紅)が8月頃から咲き始め、今でも枝いっぱいに花を咲かせています。
フリルのようにひらひらした花も可愛らしく、幹の色が1色ではないところも個人的にはお洒落な印象があります。
サルスベリの詳細は、過去のブログ記事「サルスベリ(百日紅)について」で紹介していますので、興味のある方は覗いてみてくださいね。

さて、サルスベリは漢字で「百日紅」と書きますが、私たちが普段目にする植物にも名前に漢数字が入る植物があります。今回はそのような植物について、一部をご紹介いたします!
百日草(ヒャクニチソウ)
まずは、サルスベリと一文字違いの植物「百日草(ヒャクニチソウ)」です。

| 植物名 | 百日草(ヒャクニチソウ) |
| 学名 | Zinnia elegans |
| 科名属名 | キク科ジニア属 |
| 原産地 | メキシコ |
| 花期 | 7~10月頃 |
| 草丈 | 10cm~1m |
夏から秋にかけて長く花を楽しめる代表的な一年草です。以前は仏花のイメージが強い花でしたが、より鮮やかな花色や豪華な花形に改良され、そのイメージは薄れてきました。
一重咲きの品種だけでなく、八重咲きの品種もあります。花色もピンク、オレンジ、黄色、白、紫など豊富で、少し植えるだけでもプランターや花壇が一気に賑やかになる印象です。
花言葉は「遠い友を思う」「絆」「いつまでも変わらぬ心」などがあります。

千日紅(センニチコウ)
こちらは百日紅(サルスベリ)より一桁多い漢数字がついた、「千日紅(センニチコウ)」です。

| 植物名 | 千日紅(センニチコウ) |
| 学名 | Gomphrena spp. |
| 科名属名 | ヒユ科センニチコウ属 |
| 原産地 | アメリカ大陸の熱帯域など |
| 花期 | 7~10月頃 |
| 草丈 | 30~60cm |
熱帯アメリカを中心に約90種が分布しています。花は元々水分が少なくカサカサしていて、乾燥させても褪色しにくいのが特徴です。
花言葉は「不朽」「色あせぬ愛」「永遠の愛」などがあります。

千日紅はドライフラワーにも向いているということで、私もドライフラワーを作成してみました!
下向きに吊るすと花の色素が抜けにくくなり、色が綺麗に残ります。

まとめ

- 百日紅(サルスベリ)
- 百日草(ヒャクニチソウ)
- 千日紅(センニチコウ)
いずれの植物も、花期が長いことから「百」や「千」という漢字が名前に使われたようです。
花言葉も、百日草「遠い友を思う」「絆」「いつまでも変わらぬ心」や、千日紅の「不朽」「色あせぬ愛」「永遠の愛」など、長い期間花を咲かせることからついたようです。
年々暑さが厳しくなり、植物も猛暑のダメージや水不足で枯れることが多くなってきた印象です。ご紹介した百日草や千日紅など、花が長く咲く植物も活用しながら、公園や花壇の景観を綺麗に保てるように私も頑張っていきたいと思います。
皆様も暑さに強い花々と一緒に残暑を乗り切り、秋を迎えましょう!
参考文献:鈴木庸夫 「ヤマケイポケットガイド⑪ 庭の花」(2000) P182~183、 P218 (株)山と渓谷社






