ジャボチカバを食べてみた!ジャボチカバのジャムってどんな味?
野沢園の温室では多くの植物を育てています。熱帯地方原産の植物も多く、様々な種類があります。
今回はその中でもちょっと変わった「ジャボチカバ」という植物をご紹介します。流通名としては「ジャポチカバ」と呼ばれることもあります。
ジャボチカバは幹に直接果実をつける珍しい樹木です。今年も園内ではジャボチカバの果実が沢山なっていました!

今年入社した新入社員の皆さんが、このジャボチカバの果実でジャム作りにチャレンジしてみたということで、お話を聞いてみました。
まずは、ジャボチカバの基本データを見ていきましょう。
ジャボチカバの基本データ
| 学名 | Myrciaria cauliflora |
| 科名 | フトモモ科 |
| 属名 | ミルキアリア属 |
| 原産地 | ブラジル(アメリカ熱帯雨林気候区) |
| 樹高 | 2~12m(地植えの場合) |
花期は春と秋の年2回。「幹生花(かんせいか)」という咲き方で、枝先ではなく幹や枝を覆うように白い花が咲きます。下の写真を見てみると、右上に白い糸のような花が咲いているのが分かると思います。

次の写真は、野沢園で収穫したブルーベリーとジャボチカバの写真です。 ジャボチカバの果実はブドウと同じくらいの大きさなのですが、 こうしてみるとジャボチカバの大きさがよく分かりますね。

ジャボチカバは生食可能
ちなみに果実は生食が可能です! 私は以前より、ジャボチカバの果実がなる度に生食していました。味は巨峰のような甘酸っぱさがあり、果肉もブドウのような食感です。中には種がありますが、果実の大きさの4割ぐらいを占めていて、種は少し大きめです。
ジャボチカバの実はジャムや果実酒などに加工できます。
ジャムづくりの過程
ここからは新入社員の皆さんがジャムづくりにチャレンジした過程をご紹介いたします!

- まずは、果実を収穫し水で洗った後、種を取り除いておきます。
- 次に、鍋に水と砂糖を入れて果実を煮詰めていきます。 だんだん色が薄い紫から濃い紫に変わってきます。
- そして全体的にとろみがついてきたら、完成です!

実食!

お昼休みに食堂にいた社員も含めて「ジャボチカバのジャム」の味見をしてみました。そのままでも美味しいですが、クラッカーやパンにつけて食べました。
実際に収穫から調理までやってみた感想を聞いてみると、
「生で食べると皮の渋さが強かったのですが、ジャムにするとその渋さが逆に欲しい!となる味でした。予想以上に見た目も味も美味しくて、また作ってみたくなりました!」
とのことでした。
私も食べてみましたが、全体的な甘味の中にアクセントで渋みを感じるような味でした。
食後には「次はどうやったらもっと美味しくなるのか?」を雑談で早速話している様子もあり、探求心と好奇心がいっぱいの新入社員の皆さんを頼もしく思いました!ごちそうさまでした!
参考文献 :㈳日本インドア・グリーン協会『観葉植物と熱帯花木図鑑』(2009)p.47ジャポチカバ ㈱誠文堂新光社






