- ジャンル
- イヌガヤ科 イヌガヤ属
- 原産地
- 東アジア
豆知識
イヌガヤ科
イヌガヤ科はマツの仲間で、世界に3属20種が分布すると言われ、そのほとんどが東アジアに集中しています。
日本では、岩手県以西から屋久島にいたる広い地域に分布しています。
イヌガヤ Cephalotaxus(セファロタクサス)
学名のCephalotaxusはギリシャ語のcephalos(頭)とTaxus(イチイ属)が語源とされ、「花が頭(先端)に集まったイチイ属の植物」という意味になります。(実際はイヌガヤ属に分類)
イヌ!
植物名につく「イヌ」は「役に立たない」という意味を持っている事が多いようです。
「イヌガヤ」も「カヤ」ほど役に立たないという意味で付けられたようです。
しかし「イヌガヤ」は果実から取れる油が灯明用の燃料として優れていると重宝され、材は建築材として利用されていたようです。
一方「カヤ」は将棋盤、碁盤の高級材として珍重されています。