チャメドレア・セイフリジー(別名:セフリジ)

ジャンル
ヤシ科 チャメドレア属
原産地
メキシコ

豆知識

ヤシ科

ヤシ科の植物は熱帯地方を中心に230属、約3500種があると言われています。
日本には7種が自生、または自生に近い状態で見られます。
しかし、観葉植物として栽培される品種が多く、店先等で見掛ける品種ははるかに多いと思われます。

小さな贈り物

属名のChamaedoreaは(チャメドレア)はギリシャ語のChamai(矮小な、小さな)とdorea(賜り物、贈り物)の2語から出来ていると言われ、その由来はセフリジの実が手を伸ばせば容易に手に入る程沢山あったからだと言われています。

意外?

一見竹の様にも見えるセフリジは4月頃に(かすかに)芳香のある小さな黄色い花を付け、花後5月頃に鮮やかなオレンジ色の珊瑚の様な実をつけます。

芸達者!

ヤシ科の植物は多方面で利用されています。
例えば食用としてココナッツやココナッツミルク、ドライフルーツや蒸留酒の原料、パームオイルなど様々な物があります。
また、果実を染料として使える物や強壮作用や虫下し効果など薬効がある物もあります。
大型のヤシの幹は建築材になるなど多方面に利用されています。
ヤシの実の繊維を炭化した物は、消臭剤の成分として使用される事もあるようです。