シナモン(別名:セイロンニッケイ)

ジャンル
クスノキ科 シナモン属
原産地
スリランカ・インド

豆知識

特徴

シナモンはクスノキ科シナモン属の植物です。お菓子に使われたり香りづけで有名なシナモンですが、観葉植物としても育てることができます。シナモンは別名セイロンニッケイといい、スリランカ・インドが原産。世界最古のスパイスとされ、紀元前4千年頃のエジプトではミイラの防腐剤として使われていたとされています。旧約聖書にも記述があり、大航海時代には冒険者達が命がけで求めた事でも知られています。ちなみに日本には8世紀頃に香木として伝来し、現在も正倉院の中に残されています。樹木としては江戸時代に伝来して来たようです。

育て方

熱帯地域のインドやスリランカが原産なので寒さには弱いです。10℃以下にならない室内の日あたりの良い場所で育てましょう。艶のある緑色の細い葉はスタイリッシュな印象です。乾燥しすぎないよう、時々葉水を与えてあげましょう。

シナモンの種類

一口にシナモンと言っても数品種あります。代表的な物は今回ご紹介したシナモン「ウェルム種」=スリランカ原産で一般的にシナモンと呼ばれる品種です。ほかにも「カシア種」=中国原産でチャイナシナモンと呼ばれる品種、「シーボルディー」=ベトナム原産で日本にも自生しており一般的にニッケイ、ニッキと呼ばれる品種の3品種があります。ニッケイやシナモンの仲間は体を温める作用、発汗作用、健胃作用を持つと言われ生薬として活用されています。

野沢園スタッフから一言