シーグレープ(別名:ココロバ・浜辺葡萄)

ジャンル
タデ科 ハマベブドウ属
原産地
熱帯アメリカ
高さ
0.5~1.8m
20~50cm
備考
丸い葉がかわいらしい樹種。
原産は熱帯アメリカ。
浜辺に自生し、赤紫色のブドウ状の果実をつけ、生食できます。

豆知識

ココロバ属 シーグレープ

ココロバ属は、熱帯及亜熱帯アメリカに150種ほどある、高木、低木、またはつる性の植物で、その属名の由来は、ギリシャ語のKokkos(液果)とLobos(莢)に由来していると言われています。
シーグレープはその名の通り、浜辺近くに生育するブドウの様な房状の実を付ける植物で、その実は生食やゼリーなどに加工され食用とされている様です。

タデ科?

今回ご紹介するシーグレープはタデ科の植物です。
タデ科と聞くとあまり馴染がない様に思われがちですが、実は私達のごく身近な所に同科の植物がいくつもあるのです。
例えは「ソバ」や藍染に使う「アイ」も同じ科の植物です。
また童謡「酸模(スカンポ)の咲く頃」の「スカンポ」も同科の植物です。

蓼食う虫も好き好き

ことわざの「蓼食う虫も好き好き」の蓼は「ヤナギタデ」と言うタデ科の植物ですが、この植物葉や茎に辛味と苦味を持つ成分を含んでいて、蓼虫しか食べないなどと言われていますが、実は私達も食べているのです。
お刺身のツマとして、よく見かける紫色の植物が蓼(ヤナギタデ)なのです。