アグライア・オドラータ

ジャンル
センダン科 アグライア属
原産地
中国南部・インドシナ半島

豆知識

センダン科

センダン科は熱帯から温帯にかけ46属700種が分布しています。
センダン科の植物の中には、「マホガニー」の様に高級家具の材料になる物や、「インドセンダン」の様に殺虫成分のある物、琵琶の胴やラケットの器具材になる物、鎮痛剤などの薬効のある物など、その用途は多岐にわたります。

蘭の名を持つ樹

アグライア・オドラータは薄黄色の小さな花を沢山つけます。
その花は蘭の様な高貴な香りを持つ事から和名を「樹蘭」・「米蘭」と言うそうです。

アグライア・オドラータの名前は伊達じゃない…

「オドラータ」という名前は香りが良い事を表す学名で、「アグライア・オドラータ」も香水の主成分として使用されているほどです。
その他にもエッセンシャルオイルやフレーバーティにも使われています。
また英名を「Chinese perfume tree」(=中国の香水(芳香)の樹」と言い、香りが良い事を表しています。