テレビ装飾
1本の木が出来るまで~白木編~
みなさん、こんにちは!!
今年も、もう2ヶ月が過ぎました。
早いですね。
あっという間に春が来てしまいますが、正直寒いので早く来て欲しいと思う今日この頃です。
さて、今回はテレビ部が担当する『1本の木が出来るまで~白木編~』です。
テレビ部なので、もちろん苗からではなく作り物の木の作り方です。
まずは、この造葉を使っていきます。
長さ40cm、幅30cm位の白造葉です。
この造葉を白く塗った枝に付けていきます。
作る白木の大きさによりますが、大体この造枝を30~40本位作ります。
続きまして、ベースとなる太い幹を白く塗ります。
大体2mくらいの高さがありますね。
材料が揃いましたので、後は釘で1本1本打っていきます。
この技術は職人技。
ちょっとやそっとやっただけでは出来ません。
初心者は片手で枝を持ち、片手で釘とナグリ(トンカチの事)を操る事が出来ません。
そして、どのように打てばホンモノの木に近づけるのか。
葉の向き、枝の向き、前だけ見えれば良いのか、四方から見えるように打てば良いのか。
その時の状況により打ち方は変わります。
今回は正面から見て白木になっていれば良いので裏側は打ちません。
このような形で打っていきます。
※幹の裏側も白塗りしていましたが、釘で表皮が剥がれ地の色が出ていますね。
ある程度打てたら、飾って終了。
わかり辛いですが、前から見るとこんな感じ。
今回は白木でしたが、もちろん緑葉だったり、紅葉だったり、その時のセットにより変化します。
ホンモノの葉が付いている生枝を使う事もあります。
1本の木を使って、直接造葉を付ける手法もありますよ。
いかがでしたでしょうか?
テレビ部の場合、見せ掛けではありますがよりホンモノに近づけるように技術を磨いています。
奥深いですね。
さて、次回は3月中旬『観葉植物から色を貰う』を紹介致します。
お楽しみに!!